茅ヶ崎と言えば海とサザンや雄三の町のイメージが真っ先に出てきますが、海に面し夏涼しく冬は暖かという恵まれた気候から、明治から昭和初期にかけては、多くの著名人が別荘や邸宅を構え暮らしていた町でもありました。そんな面影がしっかり残る場所と、茅ヶ崎の海岸も歩く『茅ヶ崎文化人ゆかりの地と花と公園の散策』歩こう会が2025年2月12日開催されました。集合場所のJR茅ヶ崎駅に22名と多くの参加者が集合しました。
JR茅ヶ崎駅集合
茅ヶ崎駅南口を出て高砂通りに入ると、早速気になる看板も目に入りますが、今日は『文化人』たるべく、『高砂緑地』を目指します。
歩くこと約6分、松の木に囲まれた高砂緑地に到着。この場所は、明治期には俳優・川上音二郎と貞奴夫妻が居を構え、大正時代になると実業家・原安三郎の別荘地として利用されていたところです。1984(昭和59)年に茅ヶ崎市が購入し、高砂緑地として一般に開放、現在は入園無料で、地元の方に親しまれるお散歩スポットになっているとか。
高砂緑地を後に、茅ヶ崎海岸を目指します。
サザンビーチに到着 お約束のサザンCの前で記念撮影
海岸線を江の島方面へと進み、次の目的地、花と公園の『氷室椿庭園』を目指します。
氷室椿庭園は、昭和の茅ヶ崎の有名人と言えば加山雄三、その実家があったことから名付けられた通り、雄三通りから少し東に入った瀟洒な住宅街にあります。その庭園は三井不動産の元副社長である氷室 捷爾氏、花子さん夫妻の邸宅があったところで、茅ヶ崎市へ寄贈され平成3年10月に開園しました。庭園には250種1000本もの椿が植えられ、当日も見事な椿の花を見ることができました。
氷室椿庭園から、茅ヶ崎駅へと戻りました。今回は、ほぼ平坦で短めのコース、昼食無しの歩こう会でしたが、改めて地元の茅ヶ崎を新発見する歩こう会となりました。
集合写真(左:高砂緑地 右:サザンC にて)
動画版(制作:田波さん)
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※写真提供: 橋本(政)さん 橋本(宗)さん 古矢さん 比留川さん 田波さん